ハリスコ州保健サービス機構(OPD)
RETINA-IA:AIによる糖尿病網膜症のスクリーニング
ハリスコ州、三診療所でAIによる網膜検査を試行、一〜二日で予備診断と専門医への紹介
課題
糖尿病網膜症は早期に発見すれば治療できるが、ハリスコ州の公立診療所でのスクリーニングは、人数の限られた眼科専門医に依存していた。
取り組み
州の保健サービス機関に属する三診療所で、患者に来院を呼びかけ、網膜を撮影した。深層学習モデルが各画像の重症度を判定した。ハリスコ州眼科医会(Jalisco College of Ophthalmologists)のチームがAIの予備診断を確認し、必要な患者を専門医に紹介した。米州開発銀行(IDB)は、この試行の事例研究を公表した。試行結果は2022年8月に発表された。
主な数値
1-2 daysIDBの事例研究による、患者の予備診断と専門医への紹介に要する時間
示唆
AIによる重症度判定の後に眼科医が確認することで、一〜二日以内の予備診断と専門医への紹介が可能となった。IDBは各重症度で良好に分類できたと報告したが、精度の数値や患者数は示していない。
分類
- 規模
- 大企業
- 業務機能
- 生産・品質
- イノベーションの類型
- プロセス・イノベーション製品・サービス・イノベーション
- AI技術
- コンピュータビジョン
- 導入形態
- パートナーとの共同開発
- 根拠
- 独立した研究
出典
出典の要約
[1]Inter-American Development Bank2023年5月31日
米州開発銀行(IDB)は、ハリスコ州の三診療所でのRETINA-IAの試行を報告している。患者への積極的な参加呼びかけ、網膜撮影、深層学習による重症度判定、眼科医の確認という業務の流れを説明している。予備診断と専門医への紹介を一〜二日以内に行い、モデルは網膜症の各重症度を良好に分類したとしているが、数値は示していない。
詳細は原典でご確認いただけます。
掲載日 2026年10月25日 · 更新日 2026年10月25日