モデルナ
全社でのChatGPT Enterprise導入と、人事・技術部門の統合
モデルナの社員が数千のカスタムGPTを作成し、同社は人事部門とIT部門を統合して、AIを前提に業務を計画している
課題
モデルナは、数千人の従業員で多くの新製品を開発・発売することを目指していた。経営陣は、従業員が生成AIを日常的に幅広く使うことを、大規模な採用をせずにそれを実現する手段とみていた。
取り組み
モデルナはまず従業員に社内チャットボット「mChat」を提供し、2024年にはOpenAIのChatGPT Enterpriseを約3,000人に展開した。ワクチンの用量選定を臨床チームが確認するのを支えるGPTなど、社員が自らGPTを作るよう促した。2025年までに、人事部門と技術部門を、元人事責任者が率いる「People and Digital Technology」部門に統合し、どの業務を人が担い、どの業務を自動化に任せるかを計画している。
主な数値
示唆
モデルナは、人事と技術の計画を統合し、どの業務を人が担い、どの業務を自動化が担うかを決めた。生産性の成果は公表していない。
分類
- 規模
- 中堅・成長企業
- 業務機能
- 社内業務・ナレッジ管理戦略・組織
- イノベーションの類型
- 組織・働き方
- AI技術
- 生成AI
- 導入形態
- 既製ツール・プラットフォーム
- 目的
- 生産性・スピード
- 根拠
- 企業自身の発表
出典
出典の要約
Pharmaphorumは、ウォール・ストリート・ジャーナルを引用して、モデルナとOpenAIの提携の拡大を報じ、約3,000人の従業員がChatGPT Enterpriseを利用できるようになると伝えた。全社で750を超えるGPTが使われ、mChatの利用率は80%を超えていたとしており、臨床チームを支える「Dose ID」GPTを紹介している。ステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は、AIのおかげでモデルナの約6,000人の従業員が、従来なら100,000人が必要な仕事をこなせていると述べたとしている。
モデルナの最高人事・デジタル技術責任者トレイシー・フランクリン氏は、人事部門とIT部門を統合して「People and Digital Technology」部門にした経緯を説明した。同氏は、人員計画から、どの業務を人が、どの業務を技術が担うかを決める「業務計画」への転換を語っている。UNLEASHは、モデルナが3,000を超えるカスタムGPTを作成し、現在約5,000人を雇用していると報じた。
詳細は原典でご確認いただけます。